現在、東京国立博物館で開催中の「特別展 東大寺大仏」
残念ながら、大仏さまはお越しになってないですが(当たり前ですね)
見どころ満載、音声ガイド聴きどころも満載です。
ナレーターは俳優の國村隼さん。
ドラマや映画で渋い役柄を演じられる國村さんですが
実はこの春のドラマで聖武天皇の役を演じられていました。
国の行く末を案じて、大仏造りをめざした演技をご覧になった方も多いのではないでしょうか?
オープンして早くも3週間ですが、國村さんの声に絶賛の声がたくさん寄せられております。
力強くもあり、穏やかでもあり、まさに癒しの声であります。
なかでも、聴き逃せないポイントをこっそりお教えしましょう~
それはガイドの最終場面、エピローグのこんな一節です。
「・・・大仏が結ぶ大きな手の印には
”こわがらなくていい、願いを叶えよう”そんな意味が込められているといいます」
ここがまさに、國村さんが優しく、大きく見守ってくださるかのような語りなんですね。
大きな手に包み込まれている感じです。
ちなみ1階のラウンジには大仏さまの実物大の右手のレプリカが
展示されています。なんと2.6メートルもあるとか!
大仏殿ではなかなかじっくり見られない大仏さまの”手相”を拝見するのもよいですよ。